小学生のころ、区のロゴマークを決めることになり、学校でまずはアイデアを応募することになりました。
私はとにかく絵心がないのでその時、どんなロゴデザインを描いたのかまったく覚えていません。それからしばらくして、3つの候補が区から発表され、その中から1つを選んで多かったものを採用するということになりました。
はがき大の紙に印刷されたロゴ候補3つ。
どれも当時の私にはいいとは思えなかったのを覚えています。でも選ばなければいけないので、消去法で1つにチェックを入れました。そしていよいよ発表の日。私が3つの中で1番微妙だなと思ったものが採用されました。
私の感覚は人とずれてるのかなと小学校中学年にして悟りました。そしてその後20年以上その区に住んでいましたが、1度も愛着を持てたことはありませんでした。ロゴはインパクトも大事ですが、みんなに愛着を持ってもらわないといけないのです。